ブログで情報発信ビジネスをしていく場合、ブログの各記事というのはコンテンツとしての重要な役割を果たすことになります。
トータルの記事数が多ければ多いほど、検索エンジンによってそれぞれの記事に興味を持ってくれた人を集めやすくなりますし、ブログそのもののパワーも増大していきます。
ただし、適当に文章を書き連ねた記事の数がどれだけ増えたところで、ビジネスとして活用できるブログにはできないんですね。
それどころか、きちんと読者さんにとっての見やすさやSEOのルールを意識した構成でなければ、ユーザーにとって無益で検索エンジンから低評価を食らうようなブログと化してしまうわけです。
そこで今回は、読者さんにとって見やすくSEOのルールにも沿ったブログ記事の基本的構成を解説していこうと思います。
ブログ記事の構成(型)
まず、WordPressのブログで記事を作る場合、記事の構成(型)をあらかじめ決めてしまった方が書き手としても楽になりますし、読者さんにも記事を一定のリズムで読み進めてもらえるようになります。
僕がおススメする記事の構成としては下記の型をおススメしています(もちろん、ご自身でより納得のいく構成があればそちらでもOKです)。
❶ アイキャッチ画像 |
❷ 挨拶 |
❸ 冒頭文 |
❹ 目次 |
❺ h2見出し(1つ目) |
❻ 画像 |
❼ 本文 |
❽ h2見出し(2つ目) |
❾ 画像 |
❿ 本文 |
⓫ h2見出し(3つ目) |
⓬ 画像 |
⓭ 本文 |
⓮ まとめ |
では、1つずつ解説していきますね。
❶アイキャッチ画像
まずは、記事の顔となる「アイキャッチ画像」です。
アイキャッチ画像は無ければ無いで済む部分ではあるものの、文字だけの記事は目に入った瞬間になんだかゲンナリしませんか?
ビジュアル的に目を引く画像があることで記事の離脱率を下げる効果がありますし、ブログ内で記事のサムネイル画像としても活躍してくれますので、ぜひ設定しておきましょう。
PowerPointなどで作ったスライドがあれば、そのスライドの表紙をアイキャッチ画像に設定するのも有効です(ちなみに僕はこの方法を基本的に採用しています)。
画像サイトなどで取得した画像を使うにしろ、PowerPointの表紙画像を使うにしろ、アイキャッチ画像内にはその記事にどんなことが書かれているのかが端的に分かる文章が入っているとベターです。
例えば、こんな感じですね。


左側は、画像サイトから取得した画像。
右側は、その画像にCanvaという無料サービスを使って文字を挿入した画像です。
右側の画像の方が、その記事にどんなことが書かれているのかがある程度見ただけで分かりますし、この画像をそのままYouTube動画のサムネイル画像として設定することもできるので、地味に効率アップにつながります。
Canvaを使いこなすのは多少の慣れが必要ですが直感的に使うことができますし、検索エンジンで調べれば使い方はいくらでも出てきますので、すぐにマスターできるはずです(分からなければ質問してくださいね)。
なお、アイキャッチ画像をはじめ、ブログ記事で使う画像には推奨サイズがあります(ヘッダー画像は除く)。
特に理由がない限り、下記の推奨サイズを採用するようにしてください。
1280px(幅)×720px(高さ)
また、商用利用可能な画像サイトを下記にいくつか記載しておきます。
参考にしてみてくださいね。
【おススメ画像サイト】
- pixabay(無料)
- タダピク(無料)
- PIXTA(有料)
- shutterstock(有料)
アイキャッチ画像の設定方法
投稿の編集ページ(固定ページの場合も同様)右側にある「アイキャッチ画像」という箇所があるので、こちらの「アイキャッチ画像を設定」をクリックします。

画像ファイルをドロップまたはアップロードできる画面が表示されますので、記事のテーマに合った画像ファイルを設定しましょう。

「アイキャッチ画像を設定」をクリックすれば完了です(「更新」ボタンをクリックして保存を忘れずに)。

❷挨拶
2つ目は「挨拶」です。
こちらは特になくても問題ないんですが、あれば読者さんに親しみを感じてもらいやすくなる部分です。
ちなみに僕の場合だと、
➥僕の詳しいプロフィール
このような形をテンプレート化しており、プロフィールページとリンクさせています。
ちなみに、JINというテーマであればショートコードが使用可能で、先ほどの僕の挨拶は下記のコードとなります。
1 2 3 |
[chat face="nov_profile.jpg" name="" align="right" border="blue" bg="none" style="maru"]こんにちは、風早です! ➥<a href="https://wind-graffiti.jp/profile/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">僕の詳しいプロフィール</a> [/chat] |
ただし、挨拶部分については特に必要ないと感じるようであれば、設けなくても大丈夫です(必須ではありません)。
❸冒頭文
3つ目は「冒頭文」です。
このパートは記事全体のテーマとして、どのような内容が書かれているのかを端的に説明する部分です。
テーマについての疑問を呈したり、どうしてその記事を書くに至ったのかの理由や経緯とともに説明しておくと、読者さんをスムーズに本文へと導くことができます。
ちなみに、冒頭文の文字数としては「200~300文字くらい」の少なすぎず多すぎない文字数にしておくとベターです。
❹目次
4つ目のパーツは「目次」です。
記事中に、どのような内容が書かれているのかを分かりやすく示す役割を果たします。
目次はWordPressのテーマによって、手動表示・自動表示が異なります(WordPressテーマ「JIN」の場合は自動表示されます)。
h2~h3見出しを目次として表示されるように設定しておきましょう。
目次の設定については下記のページで解説しています。

❺h2見出し(1つ目)
次は「h2見出し」タグを使って、小見出しのタイトルを設定します。
記事のタイトル(h1見出し)の次に、このh2見出し中のキーワードもSEOに大きな影響を及ぼすため、比較的検索されやすいキーワードでタイトルを作成しておくのがベターです。
ただ、情報発信ビジネスの場合はあまりナーバスにならなくても大丈夫です。
あなたが読者さんに伝えたいテーマに沿った見出しを付けることを意識してください。
❻画像
h2見出しの直下に「画像」を挿入しておきます。
この画像はアイキャッチ画像とはまた別の画像を挿入しておきましょう。
できるだけ、h2見出しのタイトルのイメージに近い画像をチョイスします。
h2見出しごとに画像を挿入しておくことで、読者さんを飽きさせない効果があります。
アイキャッチ画像同様、PowerPointなどで作ったスライドの画像があれば、そちらを挿入するのも有効です。
この部分で使う画像も下記が推奨サイズとなります。
1280px(幅)×720px(高さ)
❼本文
次は「本文」です。
設定したh2見出しのタイトルに沿った内容を文章にしましょう。
❽~⓭
❽~⓭も同様の構成です。
- 各見出しごとに、h2見出しの直下に画像を挿入する
- 本文の文字数としては1つの見出しあたり700~1,000文字程度
この2つがポイントです。
記事全体で2,500~4,000文字程度にしておくのが理想的です。
なお、h2見出しは2~4つ程度設けておくのがベターです。
少なくとも2つはh2見出しを設定するようにしましょう。
⓮まとめ
最後は締めとして、記事全体の「まとめ」を書き記しておきます。
「❸冒頭文」で投げかけた疑問に対する回答や記事の総括的な内容を書き記します。
文字数としては、300~500文字程度がベターです。
記事のテーマにした内容や疑問点は読者さんが疑問を残さないように、1つの記事の中できっちりと完結させておくことが重要ですよ。
まとめ
というわけで今回は、読者さんにとって見やすくSEOのルールにも沿ったブログ記事の基本的構成について解説させていただきました。
記事の構成をテンプレート化してしまえば、記事を作る際もスムーズに作成していくことができるようになります。
文章を何千文字も書いていると、
ということがよく起こります。
でも、事前に記事のテーマを定め「h2見出し」の内容を決めておけば、テーマから逸れずに文章を作って行くことができます。
ぜひ、ブログ記事作りの際の参考にしてみてくださいね。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
