コピーライティングという言葉には苦手意識を持っている人も多く、
とか、
といった声が僕の元にも今までにたくさん届きました。
情報系ビジネスにおいてはコピーライティングは、初心者の時点でただちに必要となる知識ではないかもしれません。
ただ、オリジナル商品の販売や企画のセールスの際には非常に重要な役割を果たすことになるため、大きく稼ぐためには避けては通れない、いずれは必要になる知識であることは覚えておいてほしいなと思います。
というわけで今回は、コピーライティングの基礎知識について解説していこうと思います。
そもそも、コピーライティングとは?
他人を操るというのは不可能ですが、人間には誰しも共通する心理というものがあります。
そして、その心理に基づいて文章を構築することによって目的の方向へと導くためのテクニックやスキルのことを「コピーライティング」と言います。
その中でも特に、文章で売ることに特化したものを「セールスコピーライティング」と呼びます。
で、セールスコピーライティングには非常に大きな特徴があるんですね。
それは、小説のような「エンターテインメント性」という要素を持たないことです。
エンターテインメント性というのはとても独自性の高いものであり、なかなか人から学べるようなものではありません。
例えば、小説の文章はアイデアや独創性などの要素が重要でこれといった型がないため、再現性を持った伝え方ができません。
そのため、仮に稀代の小説家から売れる小説の書き方を学んだとしても、売れる小説を書くのは簡単ではないわけです。
ところが、エンターテインメント性を持たないセールスコピーライティングであれば、ノウハウを定義化・法則化して人に伝えることが可能です。
なので、そういった定義や法則さえ学ぶことで誰にでも実践することができて、きちんと成果を出すスキルを身に付けることができるようになります。
そもそも、セールスコピーライティングの最終目的は何かと言うと、それは見込み客に購入もしくは行動してもらうということであって、要するにセールスコピーライティングは人間を動かすことに特化した文章の作成術なんですね。
最終目的が明確であることで、それにつながる法則や原理というものも明確化されているわけですね。
そもそも、セールスレターとは何か?
「セールスレター」についても触れておこうと思います。
そもそも「セールスレター」とは、あなたの商品やサービスを紹介し販売につなげるための縦長のページのことです。
購入者にとっては商品を購入するページとなりますし、アフィリエイターにとってはあなたの商品を紹介するページとなります。
また、商品の販売者から見れば、セールスレターは利益の入り口となるものなんですね。
- 購入者 ➡ 商品を「購入」するページ
- アフィリエイター ➡ 商品を「紹介」するページ
- 販売者 ➡ 商品を「販売」するページ
要するに、情報系のビジネスにおいてセールスレターというのは、利益を生み出す非常に重要なページだということです。
また、セールスレターというのは大きく分けて、次の2つの要素から成り立っています。
それが何かって言うと、
- ウェブデザイン
- コピーライティング
の2つなんですね。
で、より売上に直結するのが文章つまりコピーライティングだということは覚えておいてほしいなと思います。
人と同じく、コンテンツにも個性や特色がある
人それぞれ個性が異なるように、情報系ビジネスにおける商品となるコンテンツにもそれぞれの個性や特色というものがあります。
例えば、
- すぐ結果が出るもの。
- 結果が出るまで少し時間がかかるものの、トータル的には良質のもの。
- 価格が高いもの。
- 価格が安いもの。
- 実績があるもの。
- 実績がないもの。
- 歴史があるもの。
- 歴史はないが最先端のもの。
- スクールや塾形式のもの。
- コミュニティ形式のもの。
- コンサル形式のもの。
- 教材形式のもの。
- ダウンロード形式のもの。
- 動画形式のもの。
- PDF形式のもの。
- テンプレートやツール形式のもの。
などなど…。
このように、あなたの周りのありとあらゆるコンテンツというのは様々な個性や特色を持って世に生まれ、世の中を少しでも良くするため、誰かの役に立つためにリリースされているんですね。
そして、全てのコンテンツは必ず「どこかの誰かが誰かのために作ったもの」なんです。
もし、相手にとって何の得にもならず、お金を得る側だけが得をするものがあったとしたら、それは詐欺だけです。
つまり、ビジネスとして誰かの役に立つために世に出たコンテンツの中で、完全に何の役にも立たないものは絶対に存在しないわけです。
これは「絶対に」です。
コンテンツが持つそれぞれの個性や特色と言うのは、その一つ一つが誰かの役に立つために誰かが作ってくれたってことです。
そして、コピーライティングというのは、コンテンツの個性や特色を最大限に引き出すことで、最大の効果を発揮するものなんですね。
コンテンツが持つ個性や特色が違えば、当たり前ですが、見込み客にアプローチするための文章も違ってくるわけです。
あなたのコンテンツにしかできない使命や役割があり、あなたのコンテンツにしか助けられない人が必ずいます。
さらに、あなたにしか書けない文章が必ずあります。
仮に、多くの人が同じ商品を販売するとしても、全てが同じ売り方になることは絶対にありません。
たとえば、家電量販店の販売員が売る商品は同じですが、清潔感やセールストーク・知識や経験によって、売り方は千差万別となるはずです。
それと同じように、あなたの売り方は絶対に人と同じにはなり得ないわけです。
つまり、あなたの中で普段は決して表面化されていない「言葉」を駆使し、商品から個性をあぶり出して商品を売るための方法がコピーライティングなんですね。
まとめ
というわけで今回は、コピーライティングの基礎知識について解説させていただきました。
コピーライティング、とりわけ販売に特化したセールスコピーライティングは、情報を使ったビジネスでは避けて通ることのできない存在です。
とはいえ、そこには明確な「型」が存在し、その型通りに文章を構築することで商品を売って売って売りまくるという状態を実現することも十分可能なんですね。
情報系ビジネスにおいては、オリジナル商品の販売時以外ではなかなか意識することがないかもしれませんが、普段から自分が心を動かされた文章をストックしておくなど、コピーライティングへの意識を高めておくことをおススメします。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
