メルマガを使った情報発信ビジネスではメールアドレス登録時の読者さんの属性によって、配信するステップメールの内容を分けていく必要があります。
例えば、無料レポートスタンドの協賛ポイントを使って獲得した読者さんと、あなた自身の無料レポートに興味を引かれてダウンロードしてくれた読者さんとでは、関係性の濃さも違えば精読率もまるで違ってくるわけです。
そこで今回は、ステップメールをメールアドレス登録時の読者さんの属性別に分けて配信する方法について解説していこうと思います。
属性ごとにステップメールの内容を変えていく
無料レポートスタンドを活用して読者さんを獲得する場合、
- あなた自身の無料レポートに興味を引かれてダウンロードしてくれた読者さん
- 紹介リンクから他の人の無料レポートをダウンロードしたことで獲得した読者さん
という2つのタイプの読者さんに分かれることになります。
そして、両者の最も大きな違いはあなたとの関係性の「濃さ」です。
まず、あなた自身の無料レポートに興味を引かれてダウンロードしてくれた読者さんというのは、あなたのことを無料レポートを通して最低限知ってくれてるはずです。
また、無料レポートからブログやコンテンツを見て内容的に有益性を感じてもらえたなら、メルマガを送っても嫌な顔はされないくらいの関係性にはなっているわけです。
一方で、紹介リンクから他の人の無料レポートをダウンロードしたことで獲得した読者さん(協賛ポイントシステムによって獲得した読者さん)というのは、あなたのレポートに興味があったわけではありません。
元々は他の人の無料レポートに興味があっただけで、あなたのメルマガなんてほとんど見ずにオマケ的な感じで選んだ読者さんなんですね。
なので、あなたのこともあなたが作った無料レポートのことも知らなければ、あなたのメルマガに勝手に登録されてしまったこともひょっとしたら知らない可能性が高いわけです。
つまり、無料レポートスタンドから獲得した読者さんという意味では生まれは同じなんですが、それぞれは全く異質なんですね。
ということは、より高い効果を得るためには、ステップメールの内容についてもそれぞれで変えていく必要があるということです。
例えば、
- あなた自身の無料レポートに興味を引かれてダウンロードしてくれた読者さん
- 紹介リンクから他の人の無料レポートをダウンロードしたことで獲得した読者さん
➥ さらに有益な情報を届けて信用を高め有料の商品や企画の販売に繋げる
➥ さらにあなた自身や他の人の無料レポートを紹介したり無料オファーに繋げる
といった感じですね。
メルマガを2つ設定して役割を分担させる
無料レポートスタンドから獲得できる読者さんには2つのタイプがあり、生まれは同じでもそれぞれの性質は全く異なります。
なので、ステップメールの内容についてもタイプ別に変えていく必要があるわけですが、ここでちょっとした問題があるんですね。
それは、無料レポートスタンドで獲得できる読者さんのリスト(メールアドレス)が通常だと属性毎に分類されてなくて、混ざった状態で受け取らなければならないってことです。
せっかくステップメールの内容を属性別に分けて配信していきたくても、どのリストが協賛ポイントからの獲得分なのかが全く分からないわけです。
そこで取りたい対策が、無料レポートスタンドでメルマガを2つ設定して役割を分担させる方法なんですね。
無料レポートスタンドの代表格である「メルぞう」を例に解説すると、まずメルぞうでは発行者登録後にあなたのメルマガ名を登録するよう要求されます。
通常であれば、ここで登録するメルマガは1つになるわけですが、1つではなく2つのメルマガを設定しておくことで、役割を分担させることができるようになるんですね。
じゃあ、その2つのメルマガは何かって言うと、
- Ⓐ:あなた自身の無料レポートを登録するとき用のメルマガ
- Ⓑ:紹介リンクを発行して協賛ポイントを貯める用のメルマガ
です。
このように2つのメルマガを設定しておくことで、あなたの無料レポートに興味を持ってダウンロードしてくれた読者さんと、協賛ポイントによって増えた「薄い」読者さんとを分別できるようになるんですね。
Ⓐタイプのメルマガの読者さんには、あなた自身の他の無料レポートを紹介したり、ランディングページに誘導してセールスありのステップメールへの登録を促すことも比較的自然にできますね。
一方で、Ⓑタイプのメルマガの読者さんには、普段は他の人の無料レポート紹介や無料オファーをしておいて、定期的にあなたの無料レポートやランディングページの紹介を差し込んでおけば、Ⓐタイプのメルマガやもっと濃いメルマガの読者さんへとチェンジさせることもできるわけです。
まとめ
というわけで今回は、ステップメールをメールアドレス登録時の読者さんの属性別に分けて配信する方法について解説させていただきました。
今回お伝えしたやり方はとてもシンプルですが、無料レポートスタンドの読者リストを管理する上でもかなり有効な方法です。
情報発信ビジネスのスタート段階で取り入れる必要はないものの、ある程度無料レポートスタンドの使い方やメルマガの配信に慣れたら、ぜひ試してみてほしいなと思います。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
