いくら作成した商品が良くても、客観的な証拠がなければ信用できないという人たちも少なくありません。
そのため、そういった層に向けて、きっちりと証拠を示すことは必要不可欠と言えます。
また、証拠を求める人へのアプローチとして有効なだけでなく、本来そこまで証拠を重要視していない層に対しても、商品を購入する判断基準を増やすという役割があります。
そこで今回は、コピーライティングにおける「効果を裏付ける証拠」の重要性について解説していこうと思います。

証拠を示すことの役割とは?
そもそも「証拠」というのは、よく「エビデンス」とも言われ、事実や真実を証明するよりどころとなるものです。
大前提として、世の中の大多数の人たちは他人をなかなか信用しないのが普通です。
「他人を簡単に信用しない」という誰もが持っているこの心理的な働きは、普段は自己防衛としての役割を果たしてくれる一方で、ことビジネス的な視点から見れば、乗り越えなければならないハードルの1つでもあります。
それゆえ、あなたの商品がどれだけ素晴らしいものだったとしても、効果を示す客観的な証拠を示せなければ基本的に見込み客は信用してくれず、言葉巧みに商品の魅力を伝えたところで、
となるだけなんですね。
反対に、商品の魅力をきちんと伝えられなかったとしても、効果を示す客観的な証拠をきちんと示すことができれば、
といった感じで証拠があることにより、一瞬で見込み客から信用を得ることも可能になるわけです。
このように、客観的な証拠を示すことは非常に大きなパワーを持っていて、証拠を示すことでメリットはあってもデメリットは何もないんですね。
で、客観的な証拠となるものとしては例えば、
- ASPの売上管理画面
- 銀行の入出金画像
- 確定申告書などの公的な書類
などがありますね。
そのため、客観的な証拠となるものには、
- データ
- 数字
- 写真
- 講師の経験
といった要素を含んだものがベターです。
証拠となる3つの要素
ではここからは、証拠として活用できる3つの要素について掘り下げて解説していくので、あなたの視点で考えてみてほしいなと思います。
- データと数字
- 証拠の写真や画像・動画(目で見て判断できるもの)
- 講師や経験は?
では、1つずつ見て行きますね。
❶データと数字
まずは、「データと数字」です。
単に言葉で説明されるよりもデータや数字で示してもらった方が、誰だって分かりやすいですよね。
そのため証拠には、なるべく具体的なデータや数字を入れるのがコツです。
例えば、転売系の場合なら…。
- 利益の出る商品を何分くらいで見つけられるのか?
- 在庫調整や価格調整はどれくらいのスパンで何時間かかるのか?
- 平均利益率は?
- 何ヶ月でどれくらい稼げるのか?
といった感じですね。
❷証拠の写真や画像・動画(目で見て判断できるもの)
次は、「証拠の写真や画像・動画」といったように、目で見て分かりやすいものを使用する方法です。
「百聞は一見にしかず」「論より証拠」といったことわざもあるように、どんなことでも言葉をタラタラと書き連ねるよりも、実際の写真や画像・動画などを使って視覚的にアプローチした方が圧倒的に高い効果が見込めます。
富士山を知らない人にどんな山なのかを言葉で説明するよりも、写真を1枚見せた方が簡単で相手にも納得してもらえますよね?
このように「見てもらうだけで納得せざるを得ない」そんな写真や画像あるいは動画を用意して提示しましょう。
例えば、転売系の場合なら…。
- 売上管理画面の写真
- ツールを実際に使用する動画
- ツールのお試し利用
- 価格差のある商品画像
といった感じですね。
❸講師や経験は?
最後は、「講師の人間像や経歴」です。
人間は商品自体に感情移入するよりも、人そのものに感情移入することの方が圧倒的に多いです。
つまり、「どんな経験をしてきたどんなフィーリングの人がそのノウハウを提供してくれるのか?」ということが重要になるわけです。
顔や声や経歴をきちんと示すことで、見込み客にとっては何も素性が分からない人よりも安心して商品を購入する動機になります。
なので、あなたが一体何者なのかをしっかりと示すようにしましょう。
例えば…。
- 今までどんな仕事をして何をしてきた人間なのか?
- どんなきっかけで今の仕事をするようになったのか?
- そのノウハウでどれくらい稼いできたのか?
- 今までに指導してきた人数は何人くらいなのか?
といった感じですね。
まとめ
というわけで今回は、コピーライティングにおける「効果を裏付ける証拠」の重要性について解説させていただきました。
僕自身もそうですしきっとあなたもそうだと思いますが、人間は誰しも視覚からの情報を何よりも頼りにしていて、効果や実績を目で見て確認することができれば、自ずと信用してしまう生き物です。
だからこそ、僕らはそれをビジネスでも利用しない手はないわけですね。
見込み客の興味や関心を一気に獲得できるような確固たる証拠を用意することをぜひ意識してみてください。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
