ブログ記事の作り方
情報発信ビジネスにおいてブログというのは、ベースキャンプのような位置づけのメディアで、常に情報発信の根拠地となってくれます。
そして、ブログ用に作り上げた記事というのは、ブログ単体で終わるものではありません。
どういうことかというと、ブログで作った記事はその後のフェーズの様々なメディアに転用・流用して、効率的に使いまわしていくことになります。
それを具体的に解説したのが下記の記事です。

要するに、ブログの記事をしっかりと作り上げておけば、その後の作業が格段に楽になるということです。
反対にブログの記事をここでちゃんと作り上げておかないと、その後のコンテンツ制作に大きな悪影響を及ぼすことになります。
なので、ブログに投稿するためだけに記事を書くという意識ではなく、文字通りコンテンツ作成の一環という意識を持って取り組んでほしいなと思います。
ただそうは言っても、
という方も少なくないかと思います。
そこで今回は、情報発信ビジネスで効率的に価値を増幅させるためのブログ記事の作り方をできる限り分かりやすく解説していこうと思います。
Contents
ブログで作る記事の役割
そもそも、ブログの記事作りには、
- 集客の一環
- コンテンツ作成の一環
といった2つの役割があります。
ブログの記事は基本的に検索エンジンの対象となり、記事内のキーワードがユーザーの検索ワードとマッチするとその記事にユーザーがやってきてくれます。
つまり、ブログの記事から見込み客を集客できるようになるわけです。
それに加えて、ブログの記事を作るというのは、テキストや音声あるいは動画といったコンテンツ作成においてのスタート地点となります。
そのため、かなり重要度が高いフェーズの一つなんですね。
ただ時々、
とお考えの方もいます。
でも、メルマガに誘導するのは基本的にブログ記事の役割ではありません。
もちろん、ブログ記事の「ページ内」にはメルマガに誘導するための仕組みは作ります。
ただし、ブログ記事の「文章自体」でそれをやってしまうと不自然で違和感のある文章ができあがることになります。
そもそも、ブログへの訪問者というのは自分の求めている情報を探しに来ているだけで、メルマガに登録したくて来ているわけではありません。
なので、ブログの記事はあくまでも「読者にとって有益な情報」を届けることにフォーカスする必要があります。
記事の内容が読者さんの役に立つものでなければブログ記事としての価値はゼロです。
メルマガへの誘導は専用のフォームやページなどに任せて、記事の文章は徹底的に有益性を意識してくださいね。
誰に向けた記事なのか?
ブログに限らず、メルマガやSNSすべてにおいて言えることですが、情報を発信するときは「誰に向けた記事なのか?」ということを大前提として意識しておく必要があります。
誰に向けた記事なのかを無視したり曖昧なままだと、何千何万文字という記事を作り上げても誰にも届かず、最悪の場合、自己満足の日記やポエムのようになってしまいます。
僕らは自ら書き上げた文字に価値を生み出し、そこからビジネスとして収益化を目指しているわけなので、価値を感じてくれる相手がいなければそもそもビジネスが成り立つはずもないわけですね。
なので、ブログに限らずあらゆる媒体で何かを発信するときは、必ず「誰に向けて」という意識を忘れないようにしておいてください。
このフェーズは、
- ペルソナ
- コンセプト
この2つの要素を設定することでクリアすることができます。
ペルソナとコンセプトについては下記で詳しく解説していますので、何度も確認するようにしておきましょう。


記事の構成を考える
ペルソナとコンセプトの設定ができたら、今度はブログ記事の構成を決めていきます。
ただ、情報発信ビジネスではGoogleアドセンスのようにSEOをナーバスに突き詰める必要はありません。
その理由は、キャッシュポイントはブログではなくその後に控えているメルマガで構築していくからです。
またブログ記事はそれ単体で戦わせるのではなく、あくまでも集客のための一つの援護部隊でしかないので、SEOのルールを気にして書き手の自由度が減ってしまうような記事の構成はナンセンスです。
もちろん、だからといってSEOを完全に無視して、記事の文章を書き殴ればいいというわけでもありません。
そこでベストな方法が、SEOと書き手の自由度双方をバランスよく両立できる「型」を意識することなんですね。
まずはこの「型」に沿ってブログ記事を作っていきましょう。
実践の中でオリジナリティを出していくのは、型を覚えてからでも遅くはありません。
反応の高いブログ記事構成の型については、下記で詳しく解説していますので、こちらも型通りにスラスラと記事を書けるようになるまで、何度も復習してくださいね。

記事のテーマ(題材)を決める

1記事1テーマが原則
ブログ記事の構成を決めたら、次に記事のテーマを考えます。
ここで大切なのは、1記事1テーマにすることです。
1つの記事の中に複数のテーマを盛り込むのはNGです。
例えば、
- ビジネスマインド
- コスパ最強のパソコン
- 異性にモテる秘訣
- 資金繰りと節税
- 清潔感の出し方
こういったバラバラのテーマを1つの記事の中に盛り込んではダメということです。
あくまでも、1つの記事で1つのテーマ。
記事にしたいテーマが複数ある場合は、記事もその数だけ作るようにしてください。
記事テーマ(記事ネタ)の探し方
では、テーマ(記事ネタ)はどのように探せばいいのかを解説します。
まず大前提となること。
それはブログの主役はあなたではなく読者さんということです。
ここを誤解してしまうと、記事のテーマに「あなたが書きたいこと」を最優先に選んでしまいがちです。
ですが、ブログ記事のテーマには「あなたのペルソナにとって有益であるもの」でなければなりません。
ペルソナ=過去の自分としているのであれば、
- 過去の自分だったら、きっと役立つであろう内容
- 過去の自分だったら、きっと喜んでくれるであろう内容
を記事のテーマに設定するべきなんですね。
そういった観点から、記事テーマを探してみましょう。
で、具体的な記事ネタの探し方なんですが、一番簡単なのは最寄りの本屋でペルソナに有益と感じてもらえそうな書籍を何冊か手に入れることです。
可能であれば、立ち読みして書籍の目次や内容をチェックし、本当に有益な情報が掲載されているかを確かめてみてください。
今のあなたの視点から見て、過去の自分に響きそうなテーマであれば、記事にするのは決して難しいことではありません。
記事ネタのもう一つの探し方としては、YouTubeで有益と思える動画を見つけて、その動画の内容をネタにする方法です。
YouTubeにアップされていて、ある程度の再生回数のある動画というのは、そもそも需要があることが客観的に証明されていることになります。
なので、そういった動画のネタを参考にすれば、あなたのブログ記事のネタとしてもある程度の需要が見込めるというわけです。
また動画の再生回数以外にも、「いいね」がたくさん押されている動画から選ぶというのもおススメですね。
こちらもそれだけユーザーからの反応が高かった一つの目安となります。
他にも、自分が普段から意識していて役立っていることや過去の経験で有益だったことなどを記事ネタにするのもおススメです。
あなたの経験や体験というのは完全にオリジナルですし、実際に役立っているのであれば、あなた以外にも有益だと感じてもらえる可能性は高いわけです。
ただし、自分の経験や体験をネタにする場合のデメリットとしては、ネタ切れを起こしやすいことですね。
そのため、ネタ元は書籍やYouTube動画などから取り入れて、そこにあなた自身の経験や体験を織り交ぜていくと、ネタ切れを起こすことなくオリジナルの記事を作っていくことができますよ。
テーマ(題材)に沿った見出しを作る
テーマ(題材)をある程度定めたら、今度は見出しを先に作っちゃいましょう。
先に見出しを作っておくことで、記事の作成時に自分でも何を言いたいのか段々分からなくなったり、内容がブレてしまうことを防ぐことができます。
例えば、脱サラを記事のテーマにするとしたら、
- 見出し1 → 脱サラ前に準備しておくこと
- 見出し2 → スムーズに脱サラするために
- 見出し3 → 脱サラ後の取り組み方
といった感じですね。
いきなり文章を作り始めるよりも先に見出しを書き出した方が、テーマが細分化できて記事自体も書きやすくなります。
これは紙に書き出したりエクセルやワードを使うなど、お好きなやり方でやっていただければ大丈夫なんですが、僕は下記のツールを見出しを書き出す際に使用するようにしてます。
これはいわゆる「マインドマップ」を活用するツールで、マップが3つまでなら無料で使うことができます。
こういったビジュアル的に整理できるツールを活用することで、記事の作成をスムーズに進められるようになるのでかなりおススメですよ。
ちなみに、先ほどの脱サラが題材の記事を作る場合だと、下記のマップのようなイメージで細分化していくのが良いかと思います。
※こちらはあくまでも一例です
こういった感じで、まずは見出しをザックリと決めて、そこからドンドン関連するワードやフレーズを書き出して細分化し、最終的に文章として組み立てていくといったことを僕はやってます。
書籍や動画を参考にする場合であれば、その中で気になった言葉やフレーズをなるべく多く書き出してから、自然な文章に作り上げていくといった感じですね。
また、マインドマップを使った方法は、記事作り以外にも色々と応用ができますので、ぜひ活用してみてください。
見出しごとに文章を作る

実際に文章を作るコツ
マインドマップ等で見出しごとに言葉やフレーズをある程度書き出すことができたら、今度はそれを文章としてつなげていきます。
ここでのポイントは、見出しごとの着地点(結論)をそれぞれ決めておくことです。
そうすれば、文章全体で一貫性を出すことができ、見やすく読みやすい記事を作ることができるようになります。
基本的には、結論→理由→事例→結論という流れを意識して文章を作っていくと、スムーズに記事を作っていけるはずです。
文章作成に役立つコピーライティングテクニックには様々な方法がありますが、まずは記事の題材から細分化した見出しに沿って、自分の言葉で結論→理由→事例→結論という流れを表現することを意識してみてください。
文章が不自然にならないように、口に出しながら記事にしていく方法もおススメです。
なお、具体的な文字数としては下記を参考にしてください。
- 見出し1つあたり500~1000字程度
- 記事全体で2000~3000字程度
正しい日本語を意識する
また、これは基本的なお話になるんですが、正しい日本語で文章を作るように意識してください。
というのも、普段使っている言葉というのは意外と誤った認識で理解していることも多く、意味に自信のない単語やフレーズはきちんと調べてから文章にするようにしましょう。
誤った言葉の使い方はブランディングの低下につながるのはもちろん、読者さんから馬鹿扱いされかねません。
僕らは国語の専門家を目指しているわけではないので完璧を目指す必要はありませんが、文章を生業にしていく以上、日本語の正しい意味や使い方は普段から意識しておくようにしましょう。
正しい意味や使い方を調べるやり方としては、検索エンジンで「意味 ○○○(調べたい単語)」もしくは「○○○(調べたい単語)とは?」と入力するだけです。
複数の言い回しを見つける
日本語には同じ意味でも複数の言い回しができる言葉がたくさんあります。
例えば、「上手」という言葉一つとってみても、
- 熟練
- 堪能
- 達者
- 上手い
- 腕利き
- 巧妙
- 別格
- 桁違い
- 絶妙
- 鮮やか
といったように、様々な言い回しが可能です。
特に、ネタ元を書籍やYouTube動画などにしている場合、同じ内容でも言い回しを変えるといったテクニックは必須となってきます。
このように類語や連想語はできる限りたくさん引き出しを持っておいた方がベターです。
下記に僕が普段から言い回しを探すときに利用しているサイトを掲載しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
冒頭文とまとめを作る
見出しごとに文章を作れたら、冒頭文とまとめを作りましょう。
冒頭文
冒頭文というのは、その記事の中にどのような内容が書かれているのかを端的に説明する部分です。
テーマ(題材)についての疑問を呈したり、どうしてその記事を書くに至ったのかの理由や経緯とともに説明しておくと、読者さんをスムーズに本文へと導くことができます。
冒頭文の文字数としては200~300文字くらいの少なすぎず多すぎない文字数にしておくとベターです。
ちなみに、冒頭部分の文章は無料レポート登録の際の説明文としても流用していきますので、手を抜かずに作っておいてくださいね。
まとめ
最後は締めとして、記事全体の「まとめ」を書き記しておきます。
まとめでは、冒頭文で投げかけた疑問に対する回答や記事の総括的な内容を書き記しておきます。
まとめ部分での文字数としては、300~500文字程度がベターです。
記事を読んでくれた読者さんが疑問を残したままで終わらないように、1つの記事の中で題材に対する疑問をきっちりと解決させておくことが重要です。
記事のタイトルを考える
記事作りもいよいよ終盤です。
記事の本文を作り終えたら、記事のタイトルを決めましょう。
ブログ記事のタイトルというのはSEO上、非常に重要な箇所で、検索エンジンに記事の内容が認識される上で最も大きな割合を占めています。
ですので、タイトルは適当なものではなく、しっかりと考えておいた方が良いです。
タイトルは記事を作る前の段階で考えても良いんですが、記事を作り上げた最後に決めた方が僕の経験上クオリティが上がります。
このあたりは好みによるところもありますが、僕は本文を作った後にタイトルを考えるやり方をおススメしています。
で、タイトルを考えるポイントとしては、一番左側に来る単語を強く意識することですね。
というのも、検索エンジンのロボットはタイトルの左側の単語から順に記事の内容を認識する傾向があるため、できる限りその記事の中でメインとなるキーワードを左側に持っていくことを意識してください。
例えば脱サラの記事であれば、
- 「フリーランスがアフィリエイトで脱サラした話」
とするよりも、
- 「脱サラしたフリーランスがアフィリエイトで稼いだ話」
とした方がSEO的にはベターだということです。
一方で先述した通り、情報発信ビジネスにおけるブログはアドセンスのようにそこまで厳密なルールはないです。
ただし、意識だけはしておいてほしいなと思います。
なお、タイトルの文字数としては、30~40字程度にしておくのがおススメです。
タイトルは、あまり短すぎず長すぎない文字数にしておいてください。
ここで参考までに、僕のブログ記事の実際のタイトルをいくつか列挙しておきますね。
これらが決して正解というわけではないですが、一つの参考にしてみてください。
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記事のパーマリンクを設定する
ここで言う「パーマリンク」というのはWebページ毎に設定したURLのことで、WordPressであれば下記の赤枠部分から設定することができます。

パーマリンクはSEOやURLの見やすさという観点からも設定しておいた方がベターです。
パーマリンクの設定方法は以下の通りです。
❶WordPressの記事編集画面のタイトル下にある「編集」をクリック

❷任意の英数字を入力
※僕の場合「Google翻訳」を使ってその記事のメインキーワードやフレーズを日本語から英語に翻訳したものを使用しています。
❸「OK」をクリック

上記の方法はWordPressのパーマリンク設定が「投稿名」になっていることが前提となります。
上手く設定できない場合は下記ページの「パーマリンク設定を変更する」という箇所をご確認ください。

見やすい記事を作るために意識しておきたいこと
ここからはブログ記事を作るにあたって、より見やすくするために身に付けておいてほしいテクニックについてお伝えしていこうと思います。
改行
まずは「改行」です。
実は改行というのは見やすい文章を作る上で非常に重要な要素です。
というのも、
記事作りもいよいよ終盤です。記事の本文を作り終えたら、記事のタイトルを決めましょう。ブログ記事のタイトルというのはSEO上、非常に重要な箇所で、検索エンジンに記事の内容が認識される上で最も大きな割合を占めています。ですので、タイトルは適当なものではなく、しっかりと考えておいた方が良いです。
といった文章よりも、
記事作りもいよいよ終盤です。
記事の本文を作り終えたら、記事のタイトルを決めましょう。
ブログ記事のタイトルというのはSEO上、非常に重要な箇所で、検索エンジンに記事の内容が認識される上で最も大きな割合を占めています。
ですので、タイトルは適当なものではなく、しっかりと考えておいた方が良いです。
といった文章の方が読者さんにとって読みやすい文章であるのは明白のはずです。
あまりネットに触れてこなかった方やビジネス初心者の方に多いんですが、そもそも「改行」という概念がない人も少なくありません。
趣味のブログなら何も問題ないわけですが、あなたの作る文章はどれもビジネスの一環であり、読み手はただの読者ではなく見込み客なんですね。
つまり、文章が見にくいからといった理由でそっぽを向かれてしまうのは機会損失となるため、やはり避けたいわけです。
なので、改行という何気ない部分でも、しっかりと意識して文章を作成していって欲しいなと思います。
で、実際に僕はどのような改行のルールを意識しているかについて、詳しくお伝えしておきますね。
改行のルールその1(ブログ記事の場合)
- 基本的に改行のタイミングは「、」ではなく「。」だけ
- 文章ごとに必ず1行改行する
- 接続詞を入れたり間を取りたいときは2~3行改行する
この説明だけだと分かりづらいと思いますので、下記の具体例を参考にしてみてください。

どんなに長くても1つの文章の文字数は120文字程度(3行程度)。
それ以上長くなる場合は「。」で区切り、文章を複数に分けるようにしてください。
改行のルールその2(メルマガ記事の場合)
最近のブログはレスポンシブデザインが一般的となっています。
レスポンシブデザインというのは、PC・スマホ・タブレットなど、どの種類のデバイスで見ても自動的に最適な見え方で表示されるデザインのことです。
つまり、あなたのブログ記事をユーザーがPCで見るときはPCに適した見え方に最適化され、スマホで見るときはスマホに適した見え方に最適化されるわけです。
なので、ブログ記事においては勝手に最適化されるので「。」以外で改行する必要はないんですね。
ところが、メルマガはそういった機能がなく、
今日の天気
は、
晴れのち曇りです。
といったような感じで、特にスマホなどでは不自然に表示される場合があり、これは読者さんにとっては少し不親切でもあるわけです。
このようにスマホで見たときに変なところで改行されるのが嫌で、僕はメルマガ記事の場合は1行あたりの文字数を19文字以内と決めています。
詳しくは下記のページで解説していますので、メルマガ記事を作成するときはぜひ参考にしてください。

句読点(くとうてん)の使い方
句読点とは句点と読点を合わせた単語のことで、
- 句点=「。」
- 読点=「、」
のことです。
句読点は文章の終わりや意味の区切りに使う記号で、使い方には一定のルールがあります。
何となく適当に使っている人もいますが、しっかりと自分なりのルールを設定しておきましょう。
ここでは一般的なルールをベースに、僕が文章を作る上で普段意識していることをお伝えしておきます。
句点(=「。」)の使い方
句点は、文章の終わりには基本的にすべて付けるようにしてください。
ただし、かぎ括弧や丸括弧の文末には、句点を付けなくても大丈夫です。
【句点の使い方の具体例】
- 〇 僕はそのとき「とにかく恐ろしい」と感じた。
- × 僕はそのとき「とにかく恐ろしい。」と感じた。
- 〇 その時の感情を教えてください(具体的に)。
- × その時の感情を教えてください(具体的に。)
読点(=「、」)の使い方
読点は、文章を読みやすくしたり、誤読を避けて内容を正しく伝えるために使います。
ただし、読点の多用は逆に文章を見にくくするだけでなく、読者さんに文章力が低いと思われかねないので注意しましょう。
基本的に読点は無駄打ちせず、本当に必要な箇所だけ、できれば1つの文章で2~3つくらいにとどめておいてください。
なお、かぎ括弧の前後には読点を付ける必要はありません。
【読点の使い方の具体例】
- 〇 当時の僕は、まだまだ未熟で何も分からなかった。
- × 当時の僕は、まだまだ、未熟で、何も、分からなかった。
- 〇 でも、もしかしたら来てくれるかもしれない。
- × でももしかしたら来てくれるかもしれない。
- 〇 今後の進め方については「メールで送ります」と伝えた。
- × 今後の進め方については、「メールで送ります」と伝えた。
括弧(かっこ)の使い方
括弧(かっこ)と一口に言っても様々な種類があり、使い方も異なります。
まず括弧の種類として代表的なのは、
- 「」 → かぎ括弧
- 『』 → 二重かぎ括弧
- () → 丸括弧
- 【】 → 隅付き(すみつき)括弧
といった種類があり、ブログやメルマガで使うのは基本的にこの4種類です。
それぞれについて、僕が普段意識している使い方をお伝えしておきますね(あくまでも僕の使い方です)。
「」 → かぎ括弧
かぎ括弧は、最もよく使用する括弧です。
基本的な使い方は下記の通りです。
【かぎ括弧の具体例】
- 自分の感情を表現するとき
例)僕は「そんなの絶対に嫌だ」と感じた。 - 自分が発した言葉を表現するとき
例)社長に「今までお世話になりました」と伝えた。 - 強調したい単語
例)あるとき突然ドカンと結果が出る時期を「ティッピングポイント」という。 - 並列する複数の名詞
例)社内には「財務部」「営業部」「管理部」があります。 - 擬音
例)階段を「トントン」と降りて行った。
『』 → 二重かぎ括弧
二重かぎ括弧の基本的な使い方は下記の通りです。
【二重かぎ括弧の具体例】
- 他人が発した言葉を表現するとき
例)彼は『今までお世話になりました』と伝えてきた。 - 書籍・雑誌・曲・映画などの作品名やタイトル名
例)『名探偵コナン』ってとても面白いですよね。 - 「」の中で『』を使用
例)「さっき彼女に『マウスの使い方を教えて』と言われたよ」
() → 丸括弧
丸括弧は、かぎ括弧同様に非常に使用頻度の高い括弧です。
丸括弧は主に補足をしたいときに使用します。
【丸括弧の具体例】
- 読み方の補足
例)ARTISTIC WORLD(アーティスティック・ワールド) - 文章の補足
例)オートノミーパレスをお届け(現時点の最新版)
【】 → 隅付き(すみつき)括弧
隅付き括弧は、かぎ括弧(「」)よりもさらに目立たせたい部分に使用する括弧です。
ブログのタイトルや見出し、メルマガの件名などの最初の部分に、特に注目してもらいたいキャッチコピーを入れるときなどに使用します。
【隅付き括弧の具体例】
- 強調
例)【重要】コアメンバーを募集します - ブログのキャッチコピー
例)【初心者向け】WordPressの初期設定を徹底解説
文字色の使い分け
ブログ記事では文字の色を簡単に変えることができます。
ただし、何種類もの文字色を使用したカラフル過ぎる記事というのは、強調したい部分が埋もれてしまったり、記事を見にくくする原因となりかねません。
そこで、記事を作成する際の「文字色の使い分け」についても一定のルールを設定しておくことをおススメします。
僕の場合、記事を作る際の文字色の使い分けとして、下記のルールを設けています。
- 強調は基本的に「太字」を使用
例)僕の名前は風早ノヴです。 - 特に強調したい部分は「赤太字」を使用(1つの記事で2~3箇所まで)
例)僕の名前は風早ノヴです。 - 青文字はリンク以外は紛らわしくなるので使用しない
例)× 僕の名前は風早ノヴです。 - 黄色背景の黒文字は注意喚起に使用
例)多くの人がこの事実に気づいていません。 - 基本的に黒・赤・黄の3色以外は使用しない(青色はリンクのみ)
記事作りに役立つ装飾テクニック(HTMLタグ編)
ここまでお伝えしてきた内容の他にも、ブログには記事を見やすくしたり読んでもらいやすくするためのテクニックがいくつか存在します。
そこでここからは、僕が良く使用する装飾テクニックをご紹介しておきます。
ブログ記事でそのままコピペできるようにHTMLタグも掲載しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
箇条書き
- PC
- スマホ
- タブレット
1 2 3 4 5 |
<ul> <li>PC</li> <li>スマホ</li> <li>タブレット</li> </ul> |
箇条書き(数値順)
- PC
- スマホ
- タブレット
1 2 3 4 5 |
<ol> <li>PC</li> <li>スマホ</li> <li>タブレット</li> </ol> |
リンク(同じタブで開く)
リンク(新しいタブで開く)
YouTube動画を挿入
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<iframe width="720" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/5h4TW4KKxoY?rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> |
文字のサイズとカラー
文字のサイズとカラー
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<span style="font-size: 14pt; color: #ff69b4;">文字のサイズとカラー</span> |
中央寄せ
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<div class="t-aligncenter">中央寄せ</div> |
記事作りに役立つ装飾テクニック(ショートコード編)
ここからはブログテーマ「JIN」限定となりますが、僕がブログ記事作成の際に良く使うショートコードについてご紹介いたします。
※JINを使用されいる方のみ参考にしてください。
吹き出し
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参考・メモ・ポイント・注意点など
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まとめ
いかがでしたか?
今回お伝えした内容だけでも、かなりのボリュームがあったかと思います。
すべてを記憶する必要はなく、このページを辞書のようにお使いいただけば大丈夫です。
また、『こんなやり方を知りたい』というご要望があれば、このページに追加していきますのでリクエストしてくださいね。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
