Webセミナー系の動画コンテンツは、知識やノウハウを無理なく伝えるのに最適な配信スタイルです。
というのも、この方法はスライドを画面に表示させて解説していくやり方なので、まず顔出しをする必要がありません。
また喋りが苦手な人でも、ブログを脚本化することで、物凄く楽にコンテンツを作成することが可能です。
そこで今回は、Webセミナー系動画の作り方について解説していこうと思います。
Contents
Webセミナー系動画コンテンツの作り方の手順
Webセミナー形式の動画を作る場合、基本的には次の手順で作成していきます。
- テーマ決め
- ブログ記事を作る
- ブログ記事からスライド作成
- スライドを表示させながら画面キャプチャソフトで収録
- 編集する
というわけで、それぞれについてもう少し解説を加えていきますね。
❶ テーマ決め
まず、動画コンテンツの内容に関するテーマ決めをしていきます。
基本的には、あなたがメインとして発信しているジャンルに沿ったものから選ぶのがベターです。
やり方としては、書籍や教材を購入してインプットした知識やノウハウとか、実践の中で得た経験則や失敗談などもテーマとしておススメです。
視聴者にとって有益となる情報であることが、テーマ決めの際の最重要ポイントですね。
❷ ブログ記事を作る
コンテンツにしたいテーマを決めたら、今度はあなた自身の解釈や感性で言葉を広げながら、ブログの記事を作っていきます。
1つの記事にいくつもテーマをぶち込むのではなくて、1つのブログ記事で1つのテーマといったイメージですね。
ちなみに、ブログ記事を作っておく理由は、スライドを作りやすくするため、そして動画収録時のトークの脚本として活用するためです。
なので、喋りに自信がある方はブログ記事の作成をスキップしても構いませんが、自動化戦略で無料レポートを同時並行で作っていく場合には欠かせない工程となります。
❸ ブログ記事からスライド作成
作り上げたブログ記事の中から重要な言葉やポイントをピックアップして、それを元にPowerPointやGoogleスライドあるいはKeynoteのような、プレゼンテーション資料を作るためのソフトを使ってスライドを作成します。
ブログ記事の見出しとスライドの見出しは同じにしておくと、後々楽ですね。
あと、作り上げたスライドを画像形式でも保存しておくと、動画のサムネイル画像やブログへの挿入画像などに使うことができます。
また、Googleスライドであれば完全無料で使用できますので、コストを抑えたりプレゼン系のソフトがPCにインストールされてないときにはおススメです。
あなたの好みに合ったプレゼンソフトをチョイスしましょう。
❹ スライドを表示させながら画面キャプチャーソフトで収録
作成したスライドをフルスクリーンで画面表示させながら、今度は画面キャプチャーソフトで収録していきます。
自分でトークや必要な解説を入れながら、スライドの内容に合わせてページを切り替えていきます。
アドリブで話すのが得意な方はスライドを見ながら、ポイントとなる部分を解説していきましょう。
アドリブで話すのが苦手な方はスライドを表示させながら、ブログ記事の内容をスマホやタブレットに表示させて脚本代わりにしていけば問題なく話せるはずです。
また、解説の途中で噛んでしまったり、しどろもどろになってしまった場合は、一度話すのを中止して3~5秒程度の無音状態を作っておけば、あとで編集する際にとても楽になりますよ。
あまり早口にするとトークの失敗率も上がりますし、視聴者も聞き取りづらくなってしまうので、トークはゆっくりと聞き取りやすさを意識されてください。
こういった工夫をすることで、誰でも簡単に動画コンテンツを作成できるようになります。
解説が終わったら、録画も終了します。
1つの動画の再生時間の目安は、3~10分程度にしておくのがベターです。
理由は、長すぎる動画はきちんとラストまで見てもらえない傾向があるからです。
長くなりそうなときは、テーマを小さく区切るなどして、細分化しておきましょう。
❺ 編集する
収録が無事終わったら、今度は編集をして1つの動画コンテンツに完成させていきます。
編集の際は、動画の最初と最後の部分にオープニングとエンディングを入れたり、BGMを付けたりすると動画のプロっぽさがアップするのでおススメです。

あとは、解説の途中で噛んでしまったり、「あー」とか「えー」とか、あるいは話そうとしたときに口の中で舌がひっかかって出がちな「クチャ」といったような音が何度も出てくると、視聴者を不快にさせてしまいます。
なので、そういった箇所を見つけたら編集でカットしておきましょう。
トークに失敗して無音状態を作っておいた部分なども、当然カットが必要です。
まとめ
というわけで今回は、Webセミナー系動画コンテンツの作り方について解説させていただきました。
今回お伝えした5つの手順に慣れてしまえば、Webセミナー系の動画コンテンツを量産していけるようになります。
情報発信ビジネスでは、あなた自身の声で、あなた自身の解釈で作られたコンテンツこそが価値を生み出します。
動画コンテンツの収録はやってみると最初は思っていた以上に手こずることが多く、それだけ日常生活では中々意識することのない作業ばかりです。
ただその分、動画コンテンツがサクサク作れるようになれば、確実にあなたの価値を高めるスキルの1つとなってくれますよ。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
