ランディングページを開くやいなや、まず目に飛び込んでくるのが最上部のキャッチコピーです。
キャッチコピーはランディングページはもちろん、Web上のあらゆるページにおいて最も重要な部分で、 キャッチコピーの文章によってそのページが読まれるかどうかが決まります。
なので、キャッチコピーがダメだと、そもそもそのページ自体が読まれなくなってしまうため、何よりも力を入れるべき部分なんですね。
そこで今回は、ランディングページにおけるキャッチコピーの作り方について解説していこうと思います。
Contents
キャッチコピーの目的
まず、キャッチコピーには、
- 訪れたユーザーに興味を持たせて立ち止まってもらう
- ランディングページの続きを読み進めてもらう
という2つの大きな役割があります。
ユーザーに強い興味や関心を持ってもらえれば、そのままメールアドレスを登録してもらうことができますし、そうでなければ数秒でページを閉じられることになります。
なので、ランディングページの仕上がりの8割程度はキャッチコピーで決まると言われているんですね。
ランディングページはメールアドレスを登録してもらうことが最大の目的で、そのために無料のプレゼントを用意したりベネフィットを明示したりするわけです。
でも、キャッチコピーがダメならそもそも続きが読まれなくなってしまうので、キャッチコピーに手を抜いて、それ以外の部分に力を注ぐというのはナンセンスと言えます。
なので、キャッチコピーを考える際は、最大の力を注ぎ込んで腑に落ちるキャッチコピーを見つけ出す必要があるんですね。
反応の取れるキャッチコピーの特徴
キャッチコピーはランディングページにおける最重要部分なので、人間の心理的に反応を高められる要素を意図的に含めていく必要があります。
そこでまず、キャッチコピーとして極力含めていただきたいのが、
- あなたの商品のベネフィット(得する部分)
- あなたの商品でどのように楽になるか?
- あなたの商品でどのような問題を解消できるか?
の3つの要素です。
この3つの要素については下記のページで詳しく解説しています。

で、キャッチコピーにはまだ他にも含めてもらいたい要素がいくつかあるので、1つずつ解説していきますね。
➊ 目新しく革新的な事実
人は常に新しいものやこれまでの普通を大きく覆すような事実に興味を抱きます。
この特性を上手くキャッチコピーに含めることができれば、思わず目を見開いて続きを読みたいと思わせることができるようになります。
なので、あなたの商品やプレゼントする内容に目新しさや革新的な事実がないかを考えてみて下さい。
ベストセラー書籍の表紙や帯などは、とても参考になるのでおススメです。
例えば…。
- これまでになかった●●
- ●●がひた隠しにしていた法則
- 誰も知らない●●
といった感じですね。
❷ 求めている成果が出るまでのスピード
誰しも、成果が出るまでの期間は早ければ早いほど良いと思っているはずです。
成果を得るために何年も我慢できるほど気の長い人はそうはいませんからね。
ダイエットなら、1年かかるよりも1ヶ月で痩せたい。
お金を稼ぐなら、1年かかるよりも1ヶ月で欲しい。
そう考えるのは、ごく自然な人間の心理なんですね。
なので、早く目的を達したいという欲求を満たすようなキャッチコピーを考えてみて下さい。
そもそも見込み客は、自分の目的を早く叶えてくれる商品やサービスがあれば、必ずそちらを選びます。
あなたの商品やプレゼントする内容が何かの役に立ったり解決できるものなら、必ずスピードを早くできる要素があるはずです。
で、そういった要素が見つかったなら、「何をどれくらいの時間で達成できるのか」といったことを明確に示してあげてください。
例えば…。
- わずか1週間で初報酬をゲット
- 初月で5万円を稼いだ
- 3ヶ月で会社の給料を超えた
といった感じですね。
成果が出るまでの速さを強調するのがコツです。
❸ 擬音を使う
よく小説でも使われているテクニックなんですが、擬音はイメージをしやすくする上でとても有効な方法です。
人間は本能的に音に反応しやすい生き物で、それは音を連想する文字であったとしても同様の効果があると言われているんですね。
例えば…。
- ガシャンと割れる
- ズキズキと痛む
- ドスンと落ちる
といった感じですね。
大事なのは、一番伝えたい単語やメッセージを強化するのに擬音を使うことで、伝わりやすい文章ができるってことです。
擬音は必ずしも使う必要はありませんが、擬音系というのはランディングページの表現の幅を広げる効果があるので、ぜひ積極的に使えるようにしておいてほしいなと思います。
❹ メタファー
メタファーとは平たい言葉で言えば、たとえ話のことです。
あなたのノウハウや商品がいかに魅力的なものなのかをたとえ話を使って表現するのも非常におススメです。
またメタファーは、キャッチコピーのみで効果を発揮するものではなく、本文においてもとても有効な手法なんですね。
なので、成果のスピードや商品のクオリティ、あるいは実績を表現する際にも応用できる使い勝手の良い方法と言えます。
例えば…。
- スポンジに染み込むように…
- 階段を上るように…
- 異性に告白するように…
といった感じですね。
❺ 非常識性・意外性(ギャップ)
キャッチコピーにはインパクトが必要です。
なので、「あっそ」と思われるような当たり前のことを普通に書いたところで、読み手である見込み客からの反応は得られません。
嘘を書くのはもちろんNGですが、非常識さや意外性を表現する方法は頭を捻れば必ず出てくるはずです。
ギャップなどは漫画や映画でも良く使われているテクニックですよね。
「マジで!?」
「嘘でしょ!?」
という度合いが大きいほど、人の興味を強く引けるようになります。
例えば…。
- 中学生が不動産投資…
- 身長2m男子のメイク術…
- ニートの億万長者…
といった感じですね。
ポイントは、世の中の常識ではまずあり得そうもないことや、できるだけ無関係なものを組み合わせてみることです。
このテクニックを上手く使うことで、かなり強力に見込み客の興味を引くことができるようになります。
なので、常にアンテナを張りながら、様々な物事をギャップを使って表現できないかを意識されてみてください。
❻ 簡単お手軽さ
人は基本的にとても面倒くさがりです。
できれば楽して大きな成果を得たいと、いつも心のどこかで思っているんですね。
なので、こういった人間の「楽して大きな成果を得たい!」という本能的な心理を上手く刺激するために、キャッチコピーでは「簡単お手軽感」を表現してみるのもかなり強力な方法です。
例えば…。
- 身に付けるだけで痩せる…
- 1日1回チェックするだけ…
- たったの5分で…
といった感じですね。
❼ 無料(タダ)
「無料」という単語は人間の興味を無意識に引くことのできる最強のキラーワードです。
「無料」「タダ」という言葉を使って、意外性やギャップを表現することができれば、さらに強力な集客力を発揮することができるようになります。
例えば…。
- 動画100本が何と無料!
- 過去に有料販売していた商品をプレゼント!
- 10万円相当がタダ!
といった感じですね。
まとめ
というわけで今回は、ランディングページにおけるキャッチコピーの作り方について解説させていただきました。
見込み客から反応を取りやすいキャッチコピーの要素をいくつか紹介しましたが、慣れないうちは中々思ったように筆が進まないかもしれません。
ただ、世の中には書籍の帯やTV欄など、プロが作った効果的なキャッチコピーが溢れかえっています。
なので、ゼロから生み出すことを考えるよりはそういった表現を見つけ出して真似てみることを意識した方が、遥かに簡単にキャッチコピーを書けるようになりますよ。
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
