「単価」と「手間」の考え方
僕は転売でも情報発信ビジネスでも、月収100万円を達成したことがあります。
ただ、転売ビジネスのときは1000万円売り上げて、ようやく達成することができました。
当時の販売商品の平均単価は5000円程度。
つまり、約2000人にセールスしたことになります。
で、情報発信ビジネスで月収100万円を達成したときはどうだったかというと、単価30万円の独自商品を4人にセールスしただけ。
情報発信ビジネスだと9割が利益なので、これで月収100万円の達成です。
このようにビジネスでは、「単価」によって成果が何倍も違ってくることになります。
そこで今回は、ビジネスの成果に大きく影響する「単価」と「手間」の考え方について解説していこうと思います。
「単価」の考え方
そもそも、「単価」とは商品1つあたりの価格のこと。
普通に考えたら、単価の安い商品の方が売れやすく、単価の高い商品の方が売るのが大変です。
ところが、いくら単価が安くて売れやすくても、1000人、2000人にセールスが必要なら、これはかなりシンドイです。
それよりも、単価が高くて売れにくかったとしても、5人、10人にセールスする方が実は圧倒的に楽なんですね。
しかも、たとえ単価が高かったとしても、買うべき顧客の目的に合致させれば、ちゃんと商品は買ってもらえます。
クルマで考えてみてください。日本で売れているクルマは比較的安価な国産の小型車や軽自動車だけでしょうか?
そんなことはありませんよね。
ベンツやBMWのような高級車でも、バカスカ売れていたりしますよ。
つまり、顧客の目的にちゃんと合っていれば、価格が高くてもちゃんと売れるわけです。
もちろん、ネットを使ったビジネスも同じです。
大事なのは、商品単価ではなく、顧客の目的。
こう考えることができれば、セールスする相手は少なければ少ないほど、ビジネスが楽になっていきます。
「手間」には要注意
ただし、注意点もあります。
それは、商品が売れた後の労働リソースをなるべく必要としないこと。
つまり、手間がかかりすぎるのはNGってことです。
いくら顧客の目的に合致した、高単価の商品だったとしても、
販売後の手間がかかりすぎるとそもそも数を売ることが難しくなります。
要するに、儲からないってことです。
たとえば、コンサルサービスを提供する場合。
僕のケースだと、Skypeで随時ミーティングするなどかつては僕自身の時間や労力を使って、サイト制作のコンサルを10万円の単価で受注していた時期がありました。
ただ、どうしてもそれだと時間が足らなかったり、同じ内容を教えることになったりしてかなり効率が悪かったんですね。
僕自身の労働リソースにも限界があるので、多くの人に売りたくても売れないわけです。
いくら高単価だったとしても、やればやるほど忙しくなるサービスでは、扱える件数も伸びず、結果的に儲けることは難しいので要注意です。
そこで僕は、教える内容を1つ1つ動画に落とし込み、購入者限定のオンライン講座として提供することにしました。
チャットで質問ができるというサポートは付けていたものの、基本的に全員が動画で学んでくれるので、ほとんど手間がかからなくなったんですね。
このように、高単価のサービスを手間なく売るためのコンテンツや仕組みを用意できれば、個人でも確実に大きく稼げる力を手に入れることができるようになりますよ。
ぜひ、ビジネスに取り組む際の参考にしてみてくださいね。
まとめ
自由と自分らしいライフスタイルの描き方
